小さく始めてみよう

新しいことにチャレンジするのは勇気がいる。


だから自信がないのは当たり前だ。


だからまずは始めてみよう。自信がないままでいいから。


しかし自信がないと今度は、不安を覚えるかもしれない。そして不安に囚われてしまう。


大丈夫だろうか?上手くいくだろうか?マイナスの感情がぐるぐる回り始める。


それを回避するには、ループを止めることだ。


可能な限り具体的な目標を立て、リミットを決め、やることを細分化することでクリアできる。


小さなハードルをクリアするごとに、少しづつ不安が減るからだ。


イメージしてほしいのは「成長は少しづつする」ものだということ。


そして新しいことにチャレンジしているので、いつもの自分と違って「ぎこちなかったり」「不自然な感じ」がするかもしれないということ。


それを織り込んでイメージしてみるといい。


余計な外野に翻弄されず、自分の成長にスポットを当てていれば、少しづつでも進んで行ける。


そして気づけば遠くまでいくことができる。


一度忘れた自信も勝手についているだろう。


小さく始めて、少しづつ進む。修正も調整も後からいくらでもできる。


大切なのは、スタートしてしまうことだ。


実は今がチャンスかもしれないしね。いずれ…ではなく、いま。


その積み重ねで嫌でも成長できるのです。


頑張りましょう(^_^)

否定はマイナスばかり

自分のことを話すとき、他人を否定することで、自分の正しさを証明する人がよくいます。


自信のなさからかプライドなのかはわからないけど、最初に否定ありき、みたいな。


大した因果関係もなかったり、半分こじつけの場合もあって、それはもう厄介です。


これが会社の上司とかだと、反論するのにも遠慮しなければならない。


しかし、こういう話を誰かがしている時、周りのみんなはちゃんと気づいていたりします。


「あーあ、あの人また同じことやってるよ…」


もし心の声に色や香りがついてたら、辺り一面すごい匂いとカラフルな色彩でチカチカうるさいでしょうねw


一方で、何かをほめられた時や、自分のことを話す時に、やたら自分を否定する人がいる。


俺なんてダメダメっすから…

そんなの違います!あたしなんて全然…

昔っから嫌いなんですよ、自分のこういうとこ…


本当に謙遜しているケースもあるだろうけど、殆どは自信のなさから出る言葉なのだろう。


もしくは、

「〜さん、そんなこと全然ないのに!!」

って言葉が欲しいために、わざと自分を落としているとか。


いずれにせよ双方ともに、

【否定することがマイナスにしかなっていない】

のです。


大概の人がどちらの経験もあるはず。


僕にもあります。


しかし、過剰な否定は何も生み出さない。


もし、否定することが口癖のようになっている人がいたら、気をつけていきましょう。


生み出したマイナスを補うために、相当量のプラスを叩き出さなきゃならないので。


そして、すでに心の底に溜まった否定的な感情は、早めに出してあげるといいですね。


磁石のN極にS極を近づけたとき、あるポイントまでくると「ヒョイっと」くっつく。


それと同じく、底に溜まったマイナス感情は、肯定の言葉をS極にして引っ張り出すといい。


どんどん自分を褒めたり、目を凝らしていい部分を探したり、良いことがあった時にちゃんと喜んだりしていると、

いつの間にかマイナス感情は外に出ている。

「あえて他人に伝えること無しに」どこかにいってしまっているのです。


磁石でなくとも構わないけれど、映像的なイメージを一緒にするとより効果がありますね。


否定しないで自然体。


これがいちばんですよ、やっぱり。

 

幸せのかくれんぼ

幸せになりたいの。

欲しいものがたくさんあるの。

居たい場所に居れてないの。

望みのパートナーにはほど遠い人と一緒にいるの。

海外に行きたいの。

梅雨の時期は髪型が決まらなくて嫌なの。

ふくらはぎを2cm減らしたいの。

誰かあたしのところに幸せを運んできてよ!!

 

そう思うあなたはいま幸せじゃない?


幸せはどこかにふわっと咲いていて、その場所さえわかれば幸せになれる?


1日のうちに例えば30分でもいいから、楽しいとか嬉しいとか思える時間はない?

 

 


自分がいま持っているものの中には、幸せと呼べるものがたくさんあるはずです。


もしかしたらラベルを貼り間違えてない?


それならすぐに貼り替えよう。


そうしないと、未来に辛いことが起きた時に初めて気づくことになるから。


それはあまりにもったいない。


幸せとは現実の中にあるもので、どこかに取りにいくものではないのです。


まだ手に入れてないもの、

いま抱えている不安、

自分を認められない感覚…


それがあるから幸せが無いのではなく、実はもうすでに同居している。


その幸せがいる部屋がどこなのか。


真剣に探してみるといい。


本気でそう思います。

 

 


幸せが少ない日には、もしかしてどこかに隠れているんじゃないか?


そんなことを思いながら、僕は自分の毎日を引っ掻き回したりします。


そうするとひょこっと顔を出すんです、幸せは。


探しにこないから、隠れているだけなのですね。


幸せは、いつでも物陰からあなたを見ていますよ。


早く探してあげて下さいね。

弱さの力


こんなんじゃダメだ!
まだまだ足りない!
なんて弱いんだ俺は!

 

弱さを否定したくなる時ときは大抵、努力している状況で思うことが多い。

 

弱いから目標にたどり着かない。だから弱い自分を否定して、もっと頑張る、もっと自分を鞭打つ。

 

努力の基本的なイメージ。

 

そうやって目標に到達することを良しとする考え方もあるにはあると思います。努力しなけりゃ現実は変わらない。最もな意見です。

 

ただ、そうやって頑張る期間が長ければ長いほど、『自分はダメだというレッテルがはられていく』のも事実です。

 

その結果、余計にパフォーマンスが落ちてしまうことが往々にしてある。

 

だからやみくもに自分を否定して努力することがいいとは言えないですね。

 

じゃあどうするか。

 

まずは弱い自分を認めてしまうことです。

 

『自分は弱い、それでもいいじゃない』

そう、笑って認めてしまう。

 

もともと人間は完璧なんかではない。得意も不得意もある。だからいいんです。

 

 

弱さとは、『自分が不得意なことを知った結果、感じた気持ち。』です。

 

いままで不得意だったことを無理に克服しようったって、そう簡単にはいかない。

 

なので焦らずに取り組めばいいのです。

 

それを『弱さはダメだ』と気負うから、焦って、余計なプレッシャーをかけて、『短期間で解消しようとする』

 

ひとりで空回りしてしまうのですね。

 

 

弱さは、それをきちんと認識した瞬間から弱さではなくなります。

 

だって『弱さ』って抽象的すぎるから。

 

例えば、意思が弱くてダイエットが続かない。だから自分は弱いんだ。

 

そんな風に思う方もいるでしょう。

 

ただ、この例で言えば、『弱い』という言葉の意味は、『続けるのが苦手』ということです。

 

だったら、無理なく続けられるような仕組みにすればいい。

 

原因は『弱さ』ではない。

 

事あるごとに『弱い』のレッテルで自分の性質を表現すると、どんどんダメな自分になって、自信を失ってしまいます。

 

自分は弱い、と感じたら、『ではどんな理由でそう思うの?』と質問してあげること。

 

そうすると、具体的な事柄がわかってくるので、結果それが弱さのせいではないとわかってきます。

 

人は大雑把な言葉で自分を定義しがち。

 

これが前向きの言葉ならいいのです。

 

『自分は強い人間だ!』であれば、いくら抽象的でも構わない。結果、何かしらのシチュエーションで強さが発揮でき、誰かの役に立つ可能性があるから。

 

仮に、弱さを『消極的、繊細、勇気が出ない』という意味で使うとします。

 

そうすると、その弱さは、他の弱い人の共感を誘う。

 

ただ慰め合う弱さ(消極的、繊細、勇気が出ない)ならあまり歓迎はできない。

 

ただ、本当に打ちのめされている、弱っている、絶望の底にいる人たちにとっては、あなたの共感が救いや慰めになることがある。

 

その時、あなたの弱さは強さになっている。

 

だから自分の弱さを一概に否定することはないと思います。

 

とにかく、『認識する、認める』ということが大切なのです。

 

僕も、自分の弱さ、しっかりと認識しています。だからこそ囚われてはいない。

 

そんな感じでしょうか。

 

とある弱さは誰かの役に立ち、それがあなたの弱さから強さを引き出していくのです。

 

自分を信じる

人のことは信じられる。


あいつならやれるさ!

あの子なら乗り越えてくれるわ!

粘り強い彼なら大丈夫だ!

など、身近な人に対して、僕らはいつも、絶えず誰かを信じている。


しかしこと自分のこととなると、途端に元気がなくなる。


自分なんてまだまだだよ…

今はその時じゃないから…

結局私には無理なのかも…


人に対しては満面の笑みで信じ切れるのに、どうしてだろうか?おかしくないか?


それはおそらく、自分が運転手だからに他ならない。


ミスっても自分、失敗しても自分、タイミングを逃しても自分、全てが自分一人の責任になってしまうから勇気がでない。


では振り返って、友人のチャレンジに対して君が、「あいつならやってくれるさ!」と信じているとする。


しかしチャレンジした友人は失敗してしまった。


その時君はどんな言葉をかけるだろう?


その努力を讃えはしないか?

次のチャンスがあるさと励まさないか?

これもいずれは糧になるよと鼓舞しないか?


そう、自分を信じるということは、仮にうまく行かなくとも、自分でフォローできるということだ。


ここまで想像できればもうわかるだろう。


人を信じる強い力を、真剣に自分に向けた時、人にはとんでもない勇気が宿るのだ。


だから自分を信じることができない人は、人を信じているときの自分の感情、心の動きを、丁寧に観察してみよう。


認識さえできれば、それはもう応用が利く。


できない、無理だよ、わかんないよ…


そうやって電気の消えた真っ暗な部屋に入り、自分を見ないようにする。


これが最悪だ。


見ろ、自分を。

観察せよ、徹底的に。

そして信じろ、強く。


潜在能力は文字通り潜っているのだ。見えないから不安を感じるのは当たり前。


だから「自分を信じる」という頑丈な釣り糸を垂らし、引き上げることをはじめなきゃならないのだ。


すぐに釣り竿がしなって、手には感触がある。


それでも水面下の魚は姿を出さないのだ。不安なんていつもあるものだと思ったほうがいい。


その感触だけを頼りに、さらに自分を信じ続けろ。


未来が現実になるのは、釣った魚が水面に上がった時なのだから。


自分を信じていこう!!

水面下に気持ちを向けよう!!


全てはそこから始まるのだ。

派手にわめいても、ね。

悲しいの、傷ついてんの、辛いのよ!!


声高々に辛い状況を話す人っているけれど、あれ本当に傷ついてんのかな?


子どもみたいにワーキャーわめいて、あいつが悪い、あいつのせいだって騒ぎ散らして。


子どもが大袈裟に騒ぐのって、本当はあんまり痛くなかったりするよね?


気を引きたいから痛い痛いって。


それに似てる。


とすれば、本当はもっと強いよね。まだそこまで傷ついてないよね?


弱いふりして気を引くとか、たいしたことないのに相手にダメージを与えたいがために騒ぐのが理由かな?


もしそうなら、とてもかっこ悪いよね。


大人だから我慢しろなんて言わない。でも、自分のキャパがわかってたら、必要以上に泣きわめく必要はないよ。


ブログで文句を書き散らしている人もそう。


特にスピリチュアル関連でも多く見受けられるんだけど、癒す・サポートする側がそれやったらダメでしょ?


わざと悪い例を挙げて、そうならないためには〜すればいいのです、なんてね。


暴力的なまでに極端な自己肯定も、ある意味悲鳴みたいなもんだ。図式は一緒。


ああ… ちょっと愚痴みたいになっちゃった。ごめんなさい。


でもあんまり大袈裟すぎるのってよくないと思います。特に辛い時や悲しい時はね。


怒りの感情がガソリンになって、マイナスのエネルギーが増幅しちゃうから。


穏やかさは後から獲得できますからね。性格とか気質は関係ないのです。


自分をゆるやかに観察していきましょう。


そしたら感情のクセがわかってきます。

幸せを見えなくしているものは何か?

「幸せ」って考えれば考えるほどわからなくなることがあります。


状況的には幸せなはずなのに、どうして心が弾んでないんだろ…


もっとワクワクしてていいのに、自分。


そんな風に感じること、誰にでもあると思います。


自分でも気づかないうちに、小さなストレスや我慢、周りに合わせることによって、自分の存在価値が目減りします。


小さなマイナスがウイルスのように自分を包み込んでいる状態は、風邪の初期症状のように軽視しがち。


手遅れにならないうちに退治しておきたいものです。


そんな時には、自分の棚卸しをして、自分を幸せにしてるものを確認してみるのがいいです。


ひとつひとつ書きつけて、数えて、目で見て確認すること。これが効果抜群。


そしてそれ以上に大事なことは、いまテンションが低いのは、何の要素が自分の気持ちを阻害しているのを知ることです。


それには、幸福なはずの自分を、いま不幸せにしているのは何なのか?を具体的にリストアップし、可視化すること。


目の前に並べてみると、案外たくさん出てくるものです。


一見ささいなことでも、寄り集まると幸せを隠して、見えなくしてしまう。


だからテーブルに並べて、ひとつひとつを捨てていくこと。


その後で、さらに自分を幸せにするには、何を加えるといいのか?を考えましょう。


やっぱり自分を幸せにできるのは自分だけ、丁寧に観察してあげることが必要不可欠なのです。