ひとりを怖れない

ひとりは寂しいとか、怖いとか感じる人もいるようだけど、ひとりは100%本音の世界。無理なことを、本当は嫌なことを、演じなくてもいい、本当に快適な世界。
(矢作直樹『ひとりを怖れない』)


退屈、寂しい、ひとりぼっち。みんなで騒いでいる人が羨ましい、誘われないことが恨めしい。自分だけが、何でひとりなんだろう?

 

そう思う気持ちも理解できます。やりたいことのストックが少ないとヒマを持て余してしまうし、人から誘われないと自己評価を下げてしまいますからね。

 

それでもやはり、ひとりの時間は豊かです。退屈であれば退屈なりに自分を観察すればいい。寂しいのであればその理由を探るのもありだ。好奇心のままに、誰の制約も受けずに自分の時間を過ごすことは、自分を知ることにつながります。

 

自分はこんな世界に興味があったんだ!という発見は、ひとりの時に気づくことが多い。

 

新しい興味を一つ知ると、それをきっかけにして外の世界へ手を伸ばすことができる。これは混じり気無しの自分が見つけた貴重な感情です。大切にしましょう、どんな些細なことでも。

 

能動的にひとりになることで、新しい世界は開けていきます。怖がらずに、堂々と、ひとりを楽しんでいきましょう。

 

 

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