刺激を減らすこと

刺激を減らすと、違う幸せが見えてくる。
(沼畑直樹『最小限主義』)

 

様々なことを断捨離してから、自分が生まれ変わったように新鮮で、新しい幸せをたくさん見つけられるようになった。

 

その理由は、断捨離することでいろんな刺激が減って、今まで当たり前だと思っていた日常にフォーカスすることになったからだ。当たり前の中には、今まで知らなかった新しい喜びがたくさんあったのだ。

 

服を断捨離することで、身にまとう色彩が減った。そのせいで街にあふれる色や自然の中にある色、食材や植物の色に感動するようになった。

 

ヒマだからととりあえず予定を入れて、無理に新しい刺激を求めることをやめたおかげで、自分の感情や感覚と向かい合う時間が増えた。自分という存在がすでに刺激的であることを発見できた。

 

他にも自炊するようになったり、今までは好きでなかった『繰り返しやらなければならないルーチン』が気にならなくなったり、この歳でここまで変われるかというくらいの変貌ぶりだ。

 

シンプルだからこそ豊かである。

 

いろんなことに翻弄されている人や、いつもとっ散らかってしまって収集がつかない人は、一度捨ててみるといいですね。捨てる、辞める、減らす。その効果は絶大で、人生を一変させる可能性があるのです。