静かに離れる
相手がありのままの自分を認めてくれるのなら感謝をもって対応する。相手が一方的に自分の価値感を押しつけてくるのなら静かに離れる。
矢作直樹『ひとりを恐れない』
職業柄多くの人と出会う。
その中には、最初は認めてくるのだが、次第に自分の価値感ばかりを押しつけてくる人が一定数いる気がする。
違和感を感じても、最初に認められているので、『あれっ?今日は機嫌が悪いのかな?』と思うことが多い。
付き合っていくうちに『ああ、こっちが本当なんだな』と気づいて距離を置くのだが、相手にしてみれば態度がコロッと変わったように思うので被害者意識が芽生え、やがては攻撃してくるまでになる。
そこで話し合いになるが、まあうまくいかないこと。一度被害者になってしまうと、それを取り除いてあげないと普通の話すらできないのだ。
『静かに離れる』ことは難しいが、合わない相手と無理に合わせながら付き合うことで精神を磨耗するのでそれは避けたい。
少しずつ距離を置いていき諦めてもらうこと。
まだまだ修行は続くのです。