あなたの魅力はたくさんの花びらのようだ

さっき花の水を変える時に、もうすぐ花開く蕾を見つけました。百合の花です。


今までは、咲いた花は見ていたけど、どうやって咲くのかは気にしていませんでした。


常識なのかもしれないけれど、これがかなりドラマチック。


まずは蕾が膨らんで、中の花びらが外の花びらを押し出すようにして裂け目ができる。


そして膨らみきったところで、ストッパーのようになっていたてっぺんが裂け、まるでフィギュアのイナバウアーみたいに、花は優雅に反り返っていく。


そして全ての花びらが定位置まで反った時、花としての全体像が浮かび上がる。大ぶりの花だからこそ、華麗さも目立つ。


その一部始終に、なんて美しいのだろうと、感激しましたね。


蕾を人に例えれば、花びら一枚一枚は、その人の資質です。


「朗らか」「前向き」「ゆっくり話す」など、


その人のもつ資質や性格が、綺麗に花開く(きちんと外部に伝わる)ことで、全体的な花のフォルム(その人のトータル的な印象)が見えてくる。


自分で自分の良いところを知らないと、気づかれない一部の花びらは反り返ることができず、本来ならば美しいはずのフォルムも、そう伝わらない可能性がある。


だから人の魅力は、その人が知っていようが知るまいが、とにかくどんどん伝えていこうと思った次第。


さっき自己愛についての本を読んでいたので、こんなことを思ったのだろうな。


そんな独り言です。