認めてくれないから非難する

ちゃんと自立している人は、必要あれば他人の意見を参考にし、必要なければ聞き流す。

ところが自立してない人は、他人の意見を非難することが多い。

聞き流してもかまわない場合でも何かと批判したがるのは、自分の意見を相手に認めてほしいという弱さがあるから。

(DAIGO『300の言葉』)

 

必要があるのかないのか。その判断をする前に反射的に口をつく『それって間違ってないですか!』

 

本来、他人の意見は他人のもので、こちらがとやかく言うことではない。冷静に考えればわかることなのに、条件反射的に否定して自分の意見を開陳してしまう。

 

日常によくある光景です。仕事場でも家でも、友人と飲んだりしてても。

 

求められてもないのに自分の意見を勝手に伝え始めてしまうのは、やはり認められたいからでしょうか。普段から認めてもらえない鬱憤がたまっていて、そのチャンスを狙っている。意識的にではなく無意識なのでタチが悪い。

 

まずは気づくこと。気づきさえすれば解決に近づきます。無意識の世界から意識の世界にナビゲートするのです。

 

その際には『今日は相手の意見を否定しないぞ!』なんて風に否定形で誓うのではなく、『他人が意見を言ってきたら、まずは受け止めよう!』と能動的な行動にしたほうが効果が上がります。

 

こういうクセがある人は、『他人に認めてほしいという思いがある』ことをまずは認識し、『他人の意見を非難する前に、一回立ち止まってみる』ことを意識すると良いでしょう。

 

弱さは、それに気づけば強さに変わるのです。

 

 

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