否定はマイナスばかり
自分のことを話すとき、他人を否定することで、自分の正しさを証明する人がよくいます。
自信のなさからかプライドなのかはわからないけど、最初に否定ありき、みたいな。
大した因果関係もなかったり、半分こじつけの場合もあって、それはもう厄介です。
これが会社の上司とかだと、反論するのにも遠慮しなければならない。
しかし、こういう話を誰かがしている時、周りのみんなはちゃんと気づいていたりします。
「あーあ、あの人また同じことやってるよ…」
もし心の声に色や香りがついてたら、辺り一面すごい匂いとカラフルな色彩でチカチカうるさいでしょうねw
一方で、何かをほめられた時や、自分のことを話す時に、やたら自分を否定する人がいる。
俺なんてダメダメっすから…
そんなの違います!あたしなんて全然…
昔っから嫌いなんですよ、自分のこういうとこ…
本当に謙遜しているケースもあるだろうけど、殆どは自信のなさから出る言葉なのだろう。
もしくは、
「〜さん、そんなこと全然ないのに!!」
って言葉が欲しいために、わざと自分を落としているとか。
いずれにせよ双方ともに、
【否定することがマイナスにしかなっていない】
のです。
大概の人がどちらの経験もあるはず。
僕にもあります。
しかし、過剰な否定は何も生み出さない。
もし、否定することが口癖のようになっている人がいたら、気をつけていきましょう。
生み出したマイナスを補うために、相当量のプラスを叩き出さなきゃならないので。
そして、すでに心の底に溜まった否定的な感情は、早めに出してあげるといいですね。
磁石のN極にS極を近づけたとき、あるポイントまでくると「ヒョイっと」くっつく。
それと同じく、底に溜まったマイナス感情は、肯定の言葉をS極にして引っ張り出すといい。
どんどん自分を褒めたり、目を凝らしていい部分を探したり、良いことがあった時にちゃんと喜んだりしていると、
いつの間にかマイナス感情は外に出ている。
「あえて他人に伝えること無しに」どこかにいってしまっているのです。
磁石でなくとも構わないけれど、映像的なイメージを一緒にするとより効果がありますね。
否定しないで自然体。
これがいちばんですよ、やっぱり。