許すことが自由への近道
日々わきおこってくる様々な感情。
怒り、悲しみ、喜び、寂しさ、絶望…
その度に僕らは一喜一憂し、こころも、からだも、常にその『一部分をもっていかれる』 感じがする。
ネガティブな感情になるきっかけは大抵、人と関わることでやってくる場合が多い。
『あの人が謝ってくれさえすれば、許してあげるのに…そうすればこのモヤモヤは消えるのに…』僕自身も何度となく呟いた経験がある。
しかし待てど暮らせど、その機会はやってこないことが多い。
仮にやってくるとしても、自分が想定した期間内ではなく、『その予想を過ぎてから』謝られる場合が多数だ。
その間こちらは、日にちが経てばその濃度は薄くなってくるにせよ、イライラが続く。不健康きわまりないのだ。
電気のスイッチを切るように、いま抱えている嫌な感情をパチっと切断してしまえばどんなに楽なことか。
ネガティブな感情に終止符を打つためには、原因となる人を許すことしかない。
相手が謝ってくる前に、もう許してしまう。
自分に怒っている場合も同じこと。
ダメだダメだ!と否定するのではなく、とりあえずそんな自分も許してしまう。
自分が『選択権』を持つことで、自分には自由が宿る。
相手が謝ってくるのを待つ行為は、相手にその選択権を明け渡していることと同じ。
それではいつまでたっても自由になれない。
だからその原因になった人物に対しては、『積極的に許すこと』が一番の特効薬である。
そして僕が推奨している『ホ・オポノポノ』
ごめんなさい
許してください
ありがとうございます
愛しています
この4つのワードが意味すること。
僕はきちんと『謝ることができる人間』であり、『許してもらえる存在』である。そして『お礼を伝えられる』人物であり、『自発的に人を愛することの包容力を持っている人間』なのです。という宣言だ。
それを毎度、感情がブレたときには必ず唱えている。
これはかなり有利なアファメーションになる。潜在意識にどんどん言い聞かせて、顕在的にも意識することによってダブルの効果を発揮するのだ。
自分の感情に乱されがちな方は、まずは『許すこと』そして自分はどんな人間なのか?という宣言を絶えずしていくことで、感情に翻弄される頻度は激減していきます。
自分の人生だからね、人に委ねるのはもったいないですよ。
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