自分と親しくなろう

自分自身と親しくなることで、あなたの人生は強力に輝いていきます。


すぐには難しいとは思いますが、『自分自身?何それ?自分は自分じゃん?頭大丈夫?』なんて思った方は特に。


自分自身と仲良くなることもまた、他人と仲良くなるくらい難しいです。


すぐに気心が知れて、すぐに仲良くなる。そんなケースも往々にしてありますが、これは他人だからできること。


相手のいい部分が自分の興味と共鳴して、知り合った喜びが強いエナジーとなって2人に笑顔をもたらしていく。


それはすごく素敵なことです。あの高揚感は何にも変えがたいですもんね。


ただ、自分自身と仲良くなるには、そんな瞬間的な高揚感だけではすぐに限界がきてしまいます。


ダメな自分、イケてない自分、ズルくて臆病で後ろ向きな自分、僻みと嫉妬を抱えた自分、なども認めてあげないと、正しい友達にはなれないから。


自分のマイナス面をのぞき込むのは怖いです。痛くて辛くて、どうしようもない気持ちにさせられます。


しかしそれを知ってあげることで、また一歩、自分と親しくなれることも事実です。


日々をスケジュールで埋めつくしても、ただボーっとしているだけでも、自分自身とは親しくなれない。


ぽつりぽつり。


そう、少しづつでいいので、自分自身と対話して下さい。


マイナス部分は認めてあげて、プラスの部分は一緒に喜ぶ。


あるがままを認めながら対話することで、あなたは自分自身と親しくなっていくのです。

 

『まーた飲んじゃったよね、昨日?』


【そうなんだよ。夕暮れが心地よくてねー。ここはやっぱりビールと音楽でしょ!って感じでつい、ね。】


『まあ日々ストイックに頑張ってるからさ、たまにはいいよ。でも昨夜は嫉妬心について調べる予定だったよね?』


【まあね。でもあの心地よさは昨日の夜にしかやってこなかったんだ。それをキャッチしたらもう最後。それをふいにするのは勿体無いよ。風と音楽とお酒と。あと話し相手がいたら完璧じゃんよ。でも欲張ったかな。】


『その気持ちは俺にもわかる。この季節は特にね。夕方の気候がことさら気持ちいいもんね。でもさ、そこから1時間半も長電話したよね?あれ必要だった?相手もさ、お風呂の順番待ってる暇つぶしにお前と話したかっただけじゃんよ。』


【確かに。酔ってしまったらあれもこれも伝えたくなっちゃって…反省してます。】


『自分との約束もちゃんと守らないとダメだよ。まあでも確かに昨日は心地よかったからね。リラックスってことでまあいいよ。次は気をつけよーね。』


【ラジャー(`_´)ゞ】


自分との対話でもっと親密になっていきましょう。


自分を知ることで、弱った時のケアもしやすくなるし、ノッている時は背中を後押しできる。


自分自身が最高のパートナーなのです。