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受け身の不毛地帯

癒すのではなく、癒してほしい。信じるのではなく、信じさせてほしい。愛するのではなく、愛してほしいのでもなくて、愛させてほしい…。受け身のきわみである。

(鷲田清一『まなざしの記憶』)

 

受け身は楽だ。なんせ自分で考えなくていい、選ばなくてもいい、待っていればいい。


しかし受け身であることは、いつ自分の欲望が叶うのかがわからない。


いつ癒してくれるの?いつ信じさせてくれるの?いつ愛させてくれるの?


ひたすら待つのみだ。


賢い人なら相手を操作し、少しでも早く自分の欲望を叶えようと思うだろう。


でもそんなにうまく事が運ぶだろうか?


待ってるくらいなら自分から動いたほうが相手の心を早く揺さぶるはず。その結果自分も満足するのではないか?


自分から能動的に動いて効果が得られなかったら…という恐怖は、真逆の道に僕らを引きずりこむ。


恐怖心を克服し、自分から率先して動くクセをつけていこう。


ただの楽より快楽を。


そう思うのだ。