考え方

ひとりを怖れない

ひとりは寂しいとか、怖いとか感じる人もいるようだけど、ひとりは100%本音の世界。無理なことを、本当は嫌なことを、演じなくてもいい、本当に快適な世界。(矢作直樹『ひとりを怖れない』) 退屈、寂しい、ひとりぼっち。みんなで騒いでいる人が羨ましい、誘…

認めてくれないから非難する

ちゃんと自立している人は、必要あれば他人の意見を参考にし、必要なければ聞き流す。 ところが自立してない人は、他人の意見を非難することが多い。 聞き流してもかまわない場合でも何かと批判したがるのは、自分の意見を相手に認めてほしいという弱さがあ…

器の大きさ

器の大きさとは、自分と調和しないものを受け入れる容量のことである。 (井上裕之『価値ある生き方』) 誰だって気の合う人だけと一緒にいたい。楽しい時間も増えるし同じことで喜べる可能性も高い。余計な説明も不要で、ストレスもたまらない。 しかしそれが…

愛と怖れ

許すという行為は、あらゆる苦悩と喪失感に終止符をうつ。 (ジェラルドGジャンポルスキー『愛と怖れ』) 許すことの難しさ。 日々の些細なことから、人生を狂わせる大きなことまで、生きていれば常に、許しを迫られることがある。 仕事上のミスや友人との軽い…

静かに離れる

相手がありのままの自分を認めてくれるのなら感謝をもって対応する。相手が一方的に自分の価値感を押しつけてくるのなら静かに離れる。 矢作直樹『ひとりを恐れない』 職業柄多くの人と出会う。 その中には、最初は認めてくるのだが、次第に自分の価値感ばか…

外野は外野。自分は自分。大切なのはどっち?

皆さん、物事を難しく考えすぎです。スピやっているからって、スピ気取りの思想をこねくり回して迷宮に入っています。どうか、喜びを中心に生き、それ以外のものは信頼して放置してください。知り得た問題は解決しなければ、というのは強迫観念です。 (賢者…

寛容であれ

人間は、その不完全を許容しつつ、愛し合うことです。不完全であるが故に退け合うのではなく、人間同士が助け合うのです。他人の行為を軽々しく批判せぬことです。自分の好悪の感情で、人を批判せぬことです。善悪のいずれか一方に、その人を押し込めないこ…

脳をきびきびと動かすためには?

いつも脳がきびきび動けるようにするには、どんな仕事も『保存して終了』することが大切です。 (佐藤オオキ『スピード仕事術』) テンパった時の状態を思い出してみる。 頭に血が上って、とにかく焦りに支配される。冷静になれと言い聞かせようとするも、その…

朝は肯定的な言葉をかける

朝起きて最初にする思考は、とても強力な道具になる。 (パム・グラウト『こうして思考は現実になる②) 睡眠明け、朝。体がリセットされるのと同じく、脳もクリアになっています。 そこにまず最初に放り込む言葉はどんなセリフでしょうか。 『また今週も始まっ…

人間はダイヤモンドだ

人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンドしかない。人間を磨くにも人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ。 (チェ・ゲバラ) 自分が削られる。人によって。 角がとれたり、新しい視点を得たり、思い違いを修正できたり…

失敗なんてあたりまえ

人は努力する限り過ちも犯す。 (ゲーテ) 勇気を出して新しいことを始める。そこには未来の保証などなく、ただ手探りで進むだけだ。 時に軌道修正し、微調整をかけ、自分を信じてたゆまぬ努力を重ねていく。『大丈夫だ、間違ってないはずだ。』と自分に言い聞…

自分へのダメ出しが他人に向かってないか?

人生における成長は、好むと好まざるとにかかわらず、今のあなたを土台にしている。 振り出しに戻ることはできない。 従って、あるがままのあなたを受け入れ、そこから始めることだ。 (リチャード・ブロディ『夢をかなえる一番よい方法』) 今の自分を認める…

前向きな悩みを作っていく

まず自分をつまらなくしてるのは、会社。 そこで同じ会社に好きな人をわざと作る。すると日曜日の夕方以降は『早く会社に行きたいな!』なんて。ついウキウキする効果が。 まして会社に何を着ていこうかと、『前向きに悩めること』これが大きい。 (齋藤薫『…

うまくいかないのはあくまで一時的なもの

普段は別に普通だったじゃん。ここ最近のことを自分の全体に当てはめちゃダメだと思うよ。 (舞城王太郎『やさしナリン』) 小さな事から大きなものまで、人生には山も谷もあり、誰もがそのアップダウンに四苦八苦している。 ずっとうまく行けばいいのになと思…

気持ちをこめる

『いってらっしゃい』という言葉には、本来『気をつけて行って、戻ってらっしゃいね』という気持ちがこもっていますね。 気が通った状態で声をかければ、子どもの潜在意識にも『行って、帰ってくる』という気持ちが入るんです。 ところが気を通わせずに、た…

同じ物語を繰り返さないために

『こんな人とつきあっていても何も変わらない』と次々に友だちや恋人を変えても、あなたが変わっていなければ、登場人物が違うだけで、ふたたび同じ物語が繰り返される。 (松浦弥太郎『しあわせを生む小さな種』) 変わるこことってむずかしい。 長年の習慣、…

ありがとうがエンドレス

良いものを伸ばすことでしか、成長はないよ。人のいいところを見つけて、学ぶ人が成長する。人をけなしても成長はないよ。 (田口ランディ『ありがとうがエンドレス』) 人の悪口、自分への悪口。少し気を抜くと、頭の中ではつい否定的な言葉を唱えてしまうも…

人生は加点法でいく

人生にはいろんな事が起こります。 良いことや悪いこと。 嬉しいことや悲しいこと。 楽しいことや苦しいこと。 毎日、まいにち、いろんな出来事があって、様々な感情がわき起こります。 普通は、良いことから悪いことを引いて、今の自分の状態を考えることが…

老いを否定する

紅葉の季節になった。木の葉の色づきを眼にしてもなんの感慨もおぼえない、ずっとそんな秋だったのに、年嵩が増してくるにつれて、ふと道端に落ちた枯れ葉を部屋にもって帰るというようなこともするようになった。『朱』に魅かれるじぶんがいる。(鷲田清一『…

自分の人生を他人に明け渡してはならない

どこかに儲け話はないかときょろきょろしてて、欲におぼれ、見るからにぎらぎらした人はもちろん嫌いだけど、瞑想好きで、ガチガチの菜食主義で、貧乏くさく痩せて、笑わない、生命力のなさそうな人も嫌だなあ。 本能ってあるんだから、体を弱らせるみたいに…

祈り

願いどおりになるかもしれないから、祈るときには何を祈るか気をつけろ。(F・マグロー) 思えば数々のことを祈ってきたと思う。 子供の時はカジュアルに、神様でもお天道様でも何にでも。遊びながら、みんなと一緒に。祈りというか、お願いごとを口に出す感じ…

こころに抱えたいらないもの

心がどれだけのものをかかえられるか、誰も、詩人すらも測ったことはない。 (ゼルダ・フィッツジェラルド) 心がどんなかたちをして、その中には何が入っているか、僕らはそれを知ることができない。 愛とか夢、絶望に怖れ、諦念、または希望、そして様々な欲…

響き合う音を探しあてる

常に異なる世界から共鳴するキーワードを探し出し、対極にあるものをぶつける。間違いを見つけるのではなく、響きあう音を見つけるのです。 (ナカムラクニオ) 人と接するときに、どうしても差異を探してしまう。 その違いを面白いと思うときもあるし、『それ…

苦楽のカレンダー

苦しいことも 、楽しいことも 、悔しいことも 、嬉しいことも 、すべて人生を彩るパ ーツの1つなのです 。それらは四季の変化のように繰り返しやってくる 。そして厳しい季節は 、知恵なくしては乗り越えられない 。だからこそ人は賢くなるし 、再びやって…